ホーチミンに移住し、今月末で一年になります。
この一年で私と会話した方はお分かりかと思いますが
常日頃帰りたいと思っていました。
テト休暇で帰った際も、何度飛行機が遅延したり、コロナウイルスで休暇が伸びたり、
自分の意志の届かぬところで帰らずに済むようなアクシデントを渇望していました。
ですが私も26歳になったので、無事に戻り、仕事に復帰しています。
この一年、日本にいては出会えなかった人にたくさん出会えて
よくある言い方ですが、自分の価値観を揺るがすようなことがたくさんありました。
それだけでも、来た意味はあったのでは?と思います。
学生時代に国際学部に所属しておいて、
留学もせずバイトと遊びに明け暮れていた私にとっては、
少し遅いけど貴重な経験になったと感じております。
新卒入社した会社で特に何もやり遂げず中途半端に退職、
心の優しい人びとに仕事をもらって中途半端にフリーライターをかじり
焼き鳥屋とクラブでバイトをしながらふらふら生きてきた私が
ノリでホーチミンにきて、ボロクソ言われながら仕事をして26歳になりました。
この一年を振り返って、新しい出会いもありながら
最近では前職で知り合った方にホーチミンで再会、
そこからさらにいろんな人とつながって、人のつながりの不思議さを実感しております。
やっぱり自分よりもたくさんのことを経験している年上の方々のお話はおもしろくて
人と話をすることの楽しさを再度感じております。
(ここで自分なりに重要なのは、ここに来る前の私はそう思えていなかったこと。
すべての人に対してうるせぇなあ!という気持ちで、取材以外のところで人の話
特に年上の人の話を聞くのが苦痛でしようがなかった。)
新しい出会いの中で、最近おもしろかった人の話をメモしておきます。
その方はすごくスピリチュアルな方で
額から足の先までチャクラがあり、そのチャクラが開くと世界はひとつになる的なことをお話ししてくださいました。
(所要時間は計1時間ほど、申し訳ないがあまり聞いていなかった)
そういう話とわかった途端、そのあとに幸せを科学したあの人の偉い話につながって
セミナーに参加したり、つぼを売られたりするのかな?としか思っていなかった。
でもその人はすごく真剣にスピリチュアルを考えていて(わらう)
起こることはすべてあらかじめ決まっている、と言っていた。
嗚呼じゃあ僕たちが出会えたことは奇跡じゃなくて必然だって
監禁とかされるのかな????って思っていたけど違った。
なかなかにそんながっつりとスピリチュアルを説かれることがなかったから
驚きはしたし、悪い癖で茶々をいれてしまったりもしたが
そういう自分なりに何かしらの思想や考えに感銘を受け、
それをベースに世の中を解釈して考えをコントロールしていくことは
今後わたしにも起こりうることで、すごく自分を楽にしてくれることなのでは、と思った。
むしろ毎日チェックしている占いがそうなのかもしれないと思いつつ
こんな真剣に説かれてはそんなふざけたことも言えないなと思っていた。
なんのはなし??????
あとは、日本の商社マンに「鉄詳しい?」って聞かれたのはツボだった。
おもしろい人に今後もたくさん出会えたらいいなあ~
もうそろそろ生活の場所を変えたいな~
おしまい