土曜の夜への思い入れが強いという話。
どうせ入れるなら、とっておきの予定にしたい。
中途半端な予定で過ごすなら、ギリギリまで粘りたい。
金曜もそうだけど、どちらかというと土曜の方が強い。
準備の時間も比較的ゆっくりとれるし、おめかしするなら土曜日の夜。
むしろ昼間と夜の二本立てで動くこともできる。
さらにいえば、自分の時間を使いながら誰かと過ごすこともできる。
ここまで書いておいて、はっと気づくのは
「土曜の予定は誰か相手がありきでありたい」と思っていることである。
自分の予定だけでは辛いのである。
美容院を予約するのはいいけれど、そのあとに予定があってほしい。
ジムにこもることもできるけれど、そのあとに美味しいものが食べられたらいい。
こんなことを思っては、ひとりでじっと土曜を過ごすことを好む時期が来る。
平日にぐわぐわと人に触れたあとで疲れた心をナデナデしたい時と
誰かに会って自分が認識されたり、好かれたり、構われたりすることを認識したい時。
その繰り返し、周期を2周したぐらいで、またやってきた。
自分からいつがいいかと聞いておいて、土曜といわれるといやだ。
偉そうなのは百も承知だけど、それより楽しいことが起きたら?
空いてはいるけれど、それより大事なお誘いがあったらどうしよう。
それより自分が辛くてしょんぼりしたい時間だったらどうしよう。
いつもないんだけど。
そうやって自分本位なところがいけないんだろうな。