26歳未婚女性

カブトムシ

20200517

GWなんて勿論なかった。

次の連休は9月までない。

 

昨日偶然となりの席で飲んでいたナイスミドルおじさんに

邦画をみられるサイトを教えてもらう。

そこで今日はさっそく観たかった2本を観た。

どっちもやっぱり好みだった、最高だった。

久しぶりの邦画が染みた。

邦画はあちこちに自分の過去やトラウマを彷彿とさせる表現がひそんでいるので

突然あの事や、家族、愛犬のことを思い出してぼろぼろ泣いたり

逆にあの時あったやばい奴を思い出して爆笑してしまう。

やっぱり母国語だし、自国情緒がにじみでているのか、共感性が高い気がする。

 

家族の映画をみてから、愛犬のことばかり考えていた。

歩けなくなったのも、太って都合が悪そうなのも、すべて私たちのせいだったし。

挙句、世話もできない環境に自分で行っておいて恋しいなんて、都合がいいなー。

そんな悲しい気持ちでコーヒーを飲みにカフェにきてこれを書いているとき、

まさにちょうどその時に

まんまる太ったスムースダックスフンドがよてよてと足元に歩いてきた。

考えすぎて、妄想でもみえているのかと思った。

これまで5回以上はこのカフェにきていながら、店に犬がいたことはなく、そんな気配さえなかった。

ましてやダックスフンドに出会えるなんて。

Michaelというおじいちゃんだった。

しかも、BGMが山崎まさよしの「One more time, One more chance」だった。

すごくないですか?「こんなところにいるはずもないのに」って。

こういう偶然があるたび、ちょっと自分が特別な人なんじゃないかと勘違いしてしまう。

 

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